2009-12-20

C2C - 4日目② - Nenthall ~ Consett

16 JULY, 2008


- At 14:30 -

Allenheadsをあとにして、またまたすごい坂から午後の部開始!
まずは森を駆け抜ける。






ちょっとした森林浴で、森のかおりが満載。
松ぼっくりがたくさん落ちていたり、いろんな種類の小さな花が咲いていたり。
そして、道路脇には、うさぎの穴が。
この辺では無理をせずに、すぐ自転車を降りて歩いてた。つらいんだもん・・・





本日の最高高度地点。
意味はわからないのだけど、石が積まれたものを発見。とりあえず記念に自転車を立てかけて撮影。



よい下りが続きます。結構長い快適な下り。
地図を見ると、今日はもう一回山越えがあるけど、でもやっぱり下りの快感はたまらない。



町が近づいてきたので、たまにおうちがあったり。
これまたイギリスらしい。小さな白壁のおうち。



- At 16:30 -

今日はどうもひざの痛みも少なく、下り坂も長く、快適に走行。
予定よりもなんだか早いような気が。

「今日はちゃんと夕飯の時間に着くんじゃないのー?すごいねー」

なんてC2Cを甘く見た発言をしてしまったわたし達。


すると、来たよ、来ましたよ。恒例のパンク。
Stanhopeという小さな村?にはインフォメーションもあったので、手馴れた感じでインフォメーションを探す。するとちょっとしたショッピング場所もある憩いの場を発見。
トイレもあるので、パンク修理に必要な水場も確保。もうあせらない。
チョイチョイと20分ほどで修理も完了!


珍しく余裕な感じで憩いの場を見学。イギリス人のおばちゃん達には不思議な人たちに思えたらしく、声をかけられる。
「あら自分でパンク直すのぉ?すごいわねえ、お嬢ちゃんたち。わたしなんて主人にやってもらわないとできないわぁ」

そうでしょう、そうだと思います。
わたし達は、また強くなってしまったのです。

やばい!そうこうしている間に17:30。ここも閉店時間。
さっさと出ると、また走行開始。

Very Steep hill。
地図に書いてあるとおり、またまたすごい登り坂。出だしは住宅もあるんだけど。。。
とてもこげません。またしょっぱなから歩く。


坂を歩きながら下を見ると、こんな風景。


日々ここで暮らしている人はやっぱり車でしか生活しないのかしら?歩くのも息が切れるほどの坂。
左手には羊、ウサギもいたりする。

すごい坂を上がりきると、そこはもはや荒野。
ひたすら草原らしきものが続いている。平地とちょっとした坂とを繰り返しながら走る。

ここ、Penninesという山脈はイギリスの一番?の山脈のようで、会社のイギリス人にこの旅の話をしたら驚かれた。
「あそこを自転車で超えるの?」と。

そのおじさんが教えてくれたのが、牛がどこかへ行ってしまうのを防ぐために、牛を通れなくする道路があるんだ、と言うこと。

これが、それ。


牛は道路に穴が開いていて、それ以上は進めないのだとか。わたしも道路に穴が開いてると、足がすくんで、怖くて進めない。
・・・え?もしかして丑年だから?牛に由来してるの?わたしの弱点。


North Pennines
もう山はないよ!あとは下るだけ。すごいよー!がんばったよ、わたし達。


パンク休憩から結構時間が経っている。今日はちょろい、なんて言ったのはいったいどこの誰だ?

山の上の景色が続きます。


なんだか進んでも進んでも景色が変わらない感じ?


あとはとにかく進むのみ!!
平らな道を走り続けます。

途中からラフな道に。
羊が左右にいます~。カワユイ。


日が暮れてきた。寒い・・・。
もう絶対に夕飯を食べるようなところはないことを確信。建物自体が滅多にない。
こんなところに住んでいるのも寂しいなぁーなんて思ってみたり。


のどかな農村風景。このあたりだったか、道に迷う。迷う道などないのだけど、ちょっとだけトリッキーな道に出会う。目印ってものが全然ないんだよね、田舎過ぎて。


何度か迷いつつ、どうやら正解の道を探し当て、なんとか到着。
最後の最後も、コテージがわからずに迷ってしまった。


- At 20:00 -

予約していた、Bee Cottageに到着。寒さピーク!
途中で食べようなんて甘い考えだった夕飯。店なんて全然なかった・・・そういう情報はどこかで前もって欲しかった。

夕飯を食べたいので、LandloadのDavidに、本日もまた、夕飯を甘える大作戦決行。
「あのぅ、こんな時間でわたし達夕飯食べていないんですけど、もしできれば、なにか作っていただけませんか?」とかなんとか、できる限りの奥ゆかしさ(ずうずうしさ?)と敬語で、聞いてみました。
交渉っていうより、甘えです。

またしても、大したものはできないけど、と言いつつも快諾。
このDavid、見た目はでかい山男風なのだけど、日本から予約して、唯一ていねいに確認書を郵送してくれたマメな男なのである。

本日は、自転車旅の最後の夜にふさわしく?三人部屋で。コテージ風なお部屋。
とにかく本当に寒かったので、まずは部屋の暖房をガンガンにかけて、暖を取る。風邪でもひきそうなほどだ。



夕飯の時間になり、ダイニングへ。
開放的な窓からは、周りの牧草地帯を一望できます。


David作の夕飯。素朴だけれども、なんだか美味しい♪
スープの温かさに感激!グレービーソースをかけてお野菜も。
赤ワインも開けて。


そして当然のようにデザートまでオファーしてくれました。なつかしのバナナスプレッドとアップルクランブル。わたしの大好きなイギリスデザート!

またいい感じにお酒も入り、Davidやその奥さんらしきだいぶ酔っ払っていらっしゃる方とも話し、別の部屋も見学させてもらったりしてゆっくりしたあと、部屋に戻って、最後の日の準備。

長いような短いような、でも間違いなく思っていたよりも過酷だったC2Cの旅も、残すところあと1日。

なんだかもったいないような、複雑な気分にもなったりした。



[本日の自転車時間]
11:00-20:00

[本日の自転車距離]
約43Km

[本日のパンク回数]
1回

[本日の宿泊先]
Bee Cottage Farmhouse
Castleside
Consett
DH8 9HW




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